都市の既設光通信インフラで毎秒450テラビット伝送の世界記録を実証
ポイント
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英国ロンドンに敷設されている光ファイバで毎秒450テラビット伝送のフィールド実証に成功
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世界最大の42.4テラヘルツの周波数帯域を利用して、既存光ファイバの伝送容量の世界記録を更新
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大規模な設備投資を伴わずに、既設の光通信インフラの伝送能力を大幅に拡大する道を開拓
背景

今回の成果
今後の展望
採択論文
関連する過去のNICTのプレスリリース
- 2025年12月22日 「世界記録達成、国際標準に準拠した光ファイバで毎秒430テラビット伝送を実現」
https://www.nict.go.jp/press/2025/12/22-1.html - 2024年3月29日 「既存の光ファイバ伝送で、伝送容量と周波数帯域の世界記録を達成」
https://www.nict.go.jp/press/2024/03/29-1.html - 2023年11月30日 「既存の光ファイバにおける伝送容量の世界記録更新、毎秒301テラビット伝送を実証」
https://www.nict.go.jp/press/2023/11/30-2.html
本成果に関する共同研究機関からのプレスリリース
- 2026年4月1日「New fibre optic data transmission speed record」(UCL)
https://www.ucl.ac.uk/news/2026/apr/new-fibre-optic-data-transmission-speed-record
補足資料
1. 今回開発した光ファイバ伝送システム

2. 実験結果

用語解説
国際共同研究グループ
本研究に参加している研究グループは以下のとおりである。
NICT(日本)、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(英国)、アストン大学(英国)、ライテラ・ラボラトリーズ(米国)、ノキアベル研究所(米国)、ブリストル大学(英国)
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テラビット、ギガビット 1テラビットは1兆ビット。1ギガビットは10億ビット。 元の記事へ
波長帯 光通信用途で利用可能な波長帯は、C帯(Conventional band、波長1,530〜1,565 nm)とL帯(Long wavelength band、波長1,565〜1,625 nm)、そのほかにT帯(Thousand band、波長1,000〜1,260 nm)、O帯(Original band、波長1,260〜1,360 nm)、E帯(Extended band、波長1,360〜1,460 nm)、S帯(Short wavelength band、波長1,460〜1,530 nm)、U帯(Ultralong wavelength band、波長1,625〜1,675 nm)がある。 現在の長距離向けの光ファイバ伝送システムでは、主にC帯が利用されていて、波長数は80程度である。また、L帯も一部で商用に利用されている。それに対し、T帯、O帯、E帯、S帯、U帯などは開拓中の新しい波長帯であり、商用化が進んでいない。 元の記事へ

マルチバンド波長多重(WDM)技術 波長多重技術は、異なる波長の光信号を1本の光ファイバで伝送する技術である。現在の長距離向けの光ファイバ伝送システムでは、C帯やL帯の波長多重技術が利用されている。T帯、O帯、E帯、S帯、U帯などの波長帯は商用化が進んでいないが、これらの新しい波長帯を含んだ波長多重技術をマルチバンド波長多重技術とも呼ぶ。 元の記事へ
QPSK/QAM方式 QAM(Quadrature Amplitude Modulation)とは、光の位相と振幅を併用し複数のビットを表現する方式(多値変調)の一種である。例えば、256QAMは、1シンボルが取り得る位相空間上の点が256個で、1シンボルで8ビットの情報(28=256通り)が伝送でき、同じ時間でOOK(On-Off Keying)の8倍の情報が伝送できる。また、QPSK(Quadrature Phase-Shift Keying)は、1シンボルが取り得る位相空間上の点が4個で、1シンボルで2ビットの情報(22=4通り)が伝送でき、同じ時間でOOKの2倍の情報が伝送できる。また、直交する2つの偏光方向を持つ光信号を多重化することができ、これによりビット数を2倍にすることを偏波多重と呼ぶ。 元の記事へ
過去の成果 図5に、これまでに実施された、既存の光ファイバを用いた毎秒200テラビットを超える広帯域WDM伝送実験の結果とNICTの成果を示す。 元の記事へ

本件に関する問合せ先
ネットワーク研究所
フォトニックICT研究センター
フォトニックネットワーク研究室
古川 英昭
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広報部 報道室
nict.go.jp